錬心舘総本山宗家保巌先生のお嬢様でいらっしゃる保なるみ様が、創始宗家保勇先生の命日に思いを込めた錬心舘の大切なお気持を掲載されてましたので、ご紹介させて頂きます。

 

——保なるみ様のお話——

 

錬心舘の防具付き組手。

私の祖父が防具付きの組手を始めたのは、防具付き組手が脅威的に強いからではありません。前途ある若い未来のある青少年を決して傷付ける事の無き様、深い深い愛情から防具付きの組手が始まったのです。

 

今、私の祖父である先代宗家に会った事のない師範の先生方や門下生の方々が沢山いらっしゃると思います。でも、会った事がなくとも、今の宗家．福岡の上野先生、宮崎の橋口先生、広島の正木先生、安芸地区の近藤先生、関東の三代先生、他にも、屋久島の菊永先生、鹿児島の重村先生、泊先生、上水流先生、野辺先生、村上先生、中村先生など…他にも数え切れない先生方が、皆で命を懸け、人生を懸け、青少年育成の為日本の為に50年以上守り形にしてきた、日本世界の錬心舘の姿が先代宗家の姿だと私は信じています。

 

この先…どんなに時代が移り変わったとしても、先代宗家が残し…それを人生と魂を全てを賭け築いて守って下さった先生方に添い…一流一派を貫き生きていきたいと思います。

 

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創始宗家が防具付き組手に込めた思い。

成長が未発達の「少年部に組手をさせない」という事からも、伺い知ることが出来ます。

 

その心を大切に一命を賭してライフワークとなされている保なるみ様の想いに、深く心を打たれました。