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へりくだりは非礼?

昇級・昇段を師範からすすめられた時、謙遜のつもりなのか、「自分はまだまだです」等と言って辞退する方々がいらっしゃいます。
本人はへりくだった気持ちでそう応えたのかも知れませんが、結論的にこれは一種の思い上がりだといえます。
言い換えるならば、あなたの師範が昇級・昇段で声を掛ける時は、「この人はその修行の段階が、それに相応しいところまで達した」と判断してのことなので、それを辞退する事は、大変な非礼にあたるわけです。
もしもあなたが、そうした段階に到達していなければ、師範は声を掛けることもなく、あなたが自分で自分の段階が判断できるのであれば、あなたに師範など必要無いといえましょう。
勝手に自分一人で稽古して、自分で自分の進歩を確認すればよいのではないでしょうか?
空手道は、伝統(道統)武術であり、数千年かけて研究されてきた古人の研究の集大成である。
空手の“術”は、球技やスポーツのように、一人で黙々と筋トレをやり、筋肉とスピードを養成して進歩していくという性質のものではありません。
「秘伝」の“術”を体得する為には、その熟達者からの指導を授け、その術の細かい部分まで教わらなければ分からないと思います。
師範が昇段や昇級をすすめる時、あなたがその段位に相応しい段階に達したから声を掛けたのであって、その段階に達しない者に、師範は最初から声など掛けないのである。
師範から声を掛けられ、これを辞退するのは、人間の「慢心」がそうさせるのでしょう。
人間は成長しなければならない。
歳月と共に、武道人としての品格が高まらなければならない。
その答えは「礼儀」であり、常に自分は「礼儀正しいか?」ということを自問自答すること以外の何ものでもないのではないのか?と思うのです。

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