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実名敬避俗

【実名敬避俗】

 

空手を研究する者にとって、型の作者やその伝承経路を解明する上で、本名ではなく称号やあだ名が多いことに気づかされる。

 

その理由として、封建社会(~戦前)の琉球では、実名敬避の考えが根強く、下の名前を呼ぶことが習俗として憚られたからである。

 

いわゆる実名敬避俗と呼ばれる風習で、実名を敬避する(敬って避ける)習俗である。

古代社会では、貴人や死者を本名で呼ぶことを避ける習慣があったことから、主に漢字文化圏において、本名で相手を呼ぶことができるのは、親や主君などのみに許され、それ以外の者が相手を名前で呼びかけることは、極めて無礼であると考えられた。

その代わりに、あだ名、童名、屋号、年齢、称号を表す敬称などが使われたのである。

 

称号とは、御殿(うどぅん)、殿内(とぅんち)、親方(うぇーかた)、親雲上(ぺーちん)等である。

御殿は王家に極めて近い親戚関係、殿内は王家の親戚関係、親方は大名に相当、親雲上は中級士族を意味している。

童名とは、樽(たるー)、次良(じらー)、三良(さんらー)等。

※樽は本土の太郎に相当、次良は次郎に相当、三良は三郎に相当。

喜屋武朝徳師は、目が細かったので、チャン(喜屋武)ミー(目)グァー(小)のあだ名があった。

 

屋号とは、たとえば、北谷屋良(=公相君の型の伝承者)の「北谷」の部分。

屋良家は、北谷に住んでいたので、この名で呼ばれた。

その他には、山根のウスメーの「山根」の部分。

山のふもと=山根に住んでいたので、この名で呼ばれたのであろう。

ちなみに、ウスメーとは、平民階級のおじいさんの意味であり、士族階級のおじいさんはタンメーと呼ばれた。

※たとえば、糸洲のタンメー等

 

このように称号や敬称を分析してゆくことで、空手家の年齢や階級、居住地などの周辺状況を知ることができる。

本名不明の人物も特定してゆくことが可能になるが、反面、本名が忘失されており、特定困難の原因ともなっている。

https://ameblo.jp/motoburyu/entry-12406768075.html

参照

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