全日本少林寺流空手道連盟 錬心舘 鹿屋南地区本部 鹿屋東部支部

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反転離脱法

https://blogs.yahoo.co.jp/marufujibunko2015?__ysp=44G%2B44KL44G144GY5paH5bqr

参照

 

40数年前にアメリカで出版された解説書であるが筆者は高校時代に鹿児島で少林寺流錬心舘に所属し二段を修得しており、大学時代は松濤館流を学ぶもその組手技術には錬心舘スタイルが多く採用されている。

私も組手試合で相手選手から攻撃された時に監督から「後ろに下がるな!後ろに下がるのは素人のやることで空手ではない」と指示を受けたものだが、どうしても反射的に一歩後ろに下がる癖がついていた。

理論的に考えても前からの攻撃の早さと後ろに下がる時間を考えれば、先に攻撃を受けた場合、後ろに下がるだけでは防戦一方となる。

またこちらから攻撃を仕掛けた時も反撃を受けないためには攻撃後は即、相手の間合いから外れないとならない。

この「反転離脱法」は相手が1歩、2歩と前に出てきたときに、下がりながら反転して体捌きをすることにより、1、2の動作で実質3歩下がることができるので、相手は間合いを詰めることができず攻撃が一時的に止まるという利点がある。

 

ボクシングでも「ヒットアンドアウェイ」というテクニックがあるが、首里手系空手は那覇手系のように相手と相打ちになっても自分が倒れる前に相手を倒すことを主眼に体躯を鍛え「肉を切らせて骨を断つ」という鍛練法をとらず、軽捷機敏な動きの中で一撃離脱の技術を修得することに重点を置いているので、この離脱法も肉体的に小躯の者にとっては「小能く大を制す」という空手の術理にも適っていて非常に有効な技術であるが、最近この反転離脱を使える選手が少なくなった。

 

また「反転離脱法」といわれても、写真ではなかなか理解できない方も多いと思い適当な動画がないかと検索したところYouTubeの中に「少林寺流空手道 鍊心館 第23回大會 對打決勝戰」として 鹿児島のH.M選手が実際に「反転離脱法」を使っているシーンがありましたので参照して下さい。

(02:17と02:57前後と、攻撃後に反転離脱するところでカットされているが03:10前後)

 

また参考データとして和道流柔術拳法の中の「白刃捕」で初代 大塚博紀先生が反撃後に「反転離脱」をして白刃を避けているシーンがありますので参考になります。

(白刃に対して両手を下げての無構えは、先に当ブログの「閑話休題⑪」の中でも紹介したが、01:28の「内受」、01:50の「袈裟切」、02:20の「突き」のなかで反転して白刃をかわす動作に注目)

 

大塚先生は空手を始める前の少年期から神道揚心流柔術を学んでいました。

古流柔術のなかに「反転離脱法」の技法が使われているのを、徒手空拳対武器の技術を研究していた少林寺流錬心舘初代宗家、保勇先生も古武術研鑚のなかで見い出し、おそらく空手の組手技術のなかに初めて取り入れたものと思います。

ちなみに私も錬心舘の先生から体捌きの講習を受講する機会があり、講習会に参加して「六方離脱法」として実技を受けました。

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