全日本少林寺流空手道連盟 錬心舘 鹿屋南地区本部 鹿屋東部支部

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資料:空手の思い出⑥

少林寺流空手道錬心舘と深いかかわりを持つ空手道中興の祖・喜屋武朝徳先生。

先生が、「空手の思い出」と題して、空手道について私見を述べられた記事を順次紹介させていただきたいと思います。

 

http://www.shidoukan.com/kyan/post_21.html

より引用

 

1942(昭和17)年5月、拳聖喜屋武朝徳著「空手の思い出」、空手道師範喜屋武(きゃん)朝徳(ちょうとく)氏(73)は今年古希月下。

中頭郡読谷山(ゆんたんざ)村比謝河畔に悠々自適の生涯を過し、県立農林校空手教師、五尺に足らざる小体で夙(つと)に喜屋武ミー小の異名をとり尚壮者をしのぐ矍鑠(かくしゃく)として生きた空手の歴史。

 

■修行者(しゅぎょうしゃ)の覚悟(かくご)■

初めて空手を修行するものゝ中には空手とは如何(いか)なるものであるかを深く研究もしないで唯護身を目的として修行するものもあり、又人を突いたり投げる事の美事なのを見聞(けんぶん)して好奇心に駆(か)られて修行する者もあり、又空手修行者の強健なるを見て唯体育のためにする者もありますが此等の人々の中には往々僅(わず)か一、ニの説明を聞いて少し稽古をすれば忽(たちま)ちに天狗(てんぐ)の如く自在に、身体は金鐡(きんてつ)の如く健(すこ)やかになるだろうと早呑(はやの)み込みをするものもあります。

斯如(しぎん)な人々は初めの中こそ熱心に稽古もするけれ共、暫(しば)らく勉強して思った程進歩しないと漸々懶惰(らんだ)の心が生じ遂には止めて仕舞(しまい)ひます。或ひは俄(にわか)に上手にならうとして過度の稽古をして筋肉の強直を招き痛みを感ずる虞(おそれ)から久からずして止めて仕舞(しま)ふものも少なくありません。又幸に最初から元気も衰えず頗(すこぶ)る熱心な者もあるかと思へば病魔に襲(おそ)はれて止むを得ず中止する者もあってこれらは空手入門の其目的を持たぬ為でありまして斯道(しどう)の為誠に遺憾(いかん)な次第であります。元來空手は他の学問とは大いにその趣(おもむき)を異にして居りますから一場の講談(こうだん)や理論を聞いた位では駄目ですからどうしても實地に一生を通じて行を積み技の熟達(じゅくたつ)をしなくては身体の發育(はついく)も充分に行きません。

只孜々と怠けず適當(てきとう)の稽古して歳月を重ねる覚悟(かくご)がなければなりません。又稽古の際は理論に従って怪我(けが)を避け常に衛生に注意して病(やまい)に犯(おか)されない様にすることが必要であります。

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