資料:空手の思い出⑤
少林寺流空手道錬心舘と深いかかわりを持つ空手道中興の祖・喜屋武朝徳先生。
先生が、「空手の思い出」と題して、空手道について私見を述べられた記事を順次紹介させていただきたいと思います。
http://www.shidoukan.com/kyan/post_21.html
より引用
1942(昭和17)年5月、拳聖喜屋武朝徳著「空手の思い出」、空手道師範喜屋武(きゃん)朝徳(ちょうとく)氏(73)は今年古希月下。
中頭郡読谷山(ゆんたんざ)村比謝河畔に悠々自適の生涯を過し、県立農林校空手教師、五尺に足らざる小体で夙(つと)に喜屋武ミー小の異名をとり尚壮者をしのぐ矍鑠(かくしゃく)として生きた空手の歴史。
■攻防(こうぼう)自在(じざい)の法(ほう)■
昔の武術修行者は道場内では勿論のこと居常(きょじょう)寝食(しんしょく)の間でも身体の自在になる業常に自然の法則を研究したとのことは良く良く留意(りゅうい)すべき事である。