心の乱れ・迷い
心が乱れることが、しばしばあります。
しかし、それは騒ぐほどのことではありません。
いつも荒れている天気はないのと同じで、いつかそれは治まります。
例えば、荒れている天気の状態では、船や飛行機は大きく揺れてしまいます。
また、外に干した洗濯物は、乾くことはありません。
言い換えるならば、これは「待つ」という忍耐の訓練でもあります。
定期的にやって来る自分自身への天地自然の万法です。
自分がいくらあがいても、自然は自分の力で変えることはできない。
人生には3つの闘いがあるといいます。
1、人と人との闘い
2、人と自然との闘い
3、自分自身との心の内なる戦い
じっと時を耐えて、しばし待つが良い。
だが、それが出来ないのが人間。
それ故に「心の徳行」が必要である。
心が荒れたら、小賢しいことを考えず、じっと耐えて待てば良い。
莞爾として泰然自若たれ!!