継続は力なり:住岡夜晃『讃嘆の詩』(樹心社)
【継続は力なり】
学生であれば勉強と両立させながら、社会人であれば仕事と両立させながら、
稽古を継続してゆくのは大変なことだと思います。
しかし、諦めてしまうのは、簡単なことです。
体調が悪い、仕事が忙しい云々、理由の如何にせよ、継続することに意味があるのです。
自分にムチを打って、怠け心に打ち勝つことに、意味があるのです。
「青年よ強くなれ、牛のごとく、象のごとく、強くなれ。
真に強いとは、一道を生きぬくことである。
性格の弱さ悲しむなかれ。
性格の強さ必ずしも誇るに足らず。
念願は人格を決定す 継続は力なり。
真の強さは正しい念願を貫くにある。
怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである。
悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である。
青年よ強くなれ、大きくなれ」
・住岡夜晃『讃嘆の詩』(樹心社)