全日本少林寺流空手道連盟 錬心舘 鹿屋南地区本部 鹿屋東部支部

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喜屋武朝徳に伝わった公相君

昨日ご紹介した【北谷屋良公相君の問題】にあったまるふじ文庫さんのコメントが興味深かったのでご紹介させていただきます。

 

https://ameblo.jp/motoburyu/entry-12288564542.html

より引用

 

■喜屋武朝徳に伝わった「北谷屋良公相君」

 

沖縄の拳聖、喜屋武朝徳から伝わった「北谷屋良公相君」は沖縄の仲里常延の少林寺流求道館と島袋善良の少林流聖武館へ伝承されています。

求道館は喜屋武の型を改変せずに継承していますから、より古流に近いと思います。松林流の長嶺将真も喜屋武朝徳に師事しています。

ここに紹介する「北谷屋良公相君」は、保勇の少林寺流錬心舘に師事した正伝日本勤労者空手道会の川元規久が会員向けに発行したもので、詳しく解説がされており古流の一端を知ることが出来ます。

保勇は当初、鹿児島で喜屋武朝徳の高弟の一人である奥原文英から型を習いました。

その時、喜屋武はすでに亡なっていましたが、沖縄に喜屋武の直伝を受けた島袋善良と仲里常延がいることを聞きいて沖縄に渡って型の再確認をし、三者で喜屋武の道統として「少林寺流」という流名を名乗りました(その後、島袋善良は少林流に変えています)。

https://blogs.yahoo.co.jp/marufujibunko2015/27002539.html

仲里常延は「一器水瀉一器」として喜屋武の型を修正することなく墨守していますので原型を留めていると思いますが、現在、競技用に進化?してメリハリがあり審判員や観客受けする北谷屋良公相君とはおよそ趣が異なり、武術的な技を残しています。

沖縄の小林流の型も見たことがありますが、本土の空手から見ると競技としての観点からの高得点は望めませんが、隠し技が随所に見られて武術として本来の手の技法が伝承されています。

先に紹介した昭和51年発行の「古流型 北谷屋良伝公相君」の1年前の昭和50年に日本空手道常心門宗師範の池田奉秀が「古流現代空手道集義 第一巻」を会員向けに発行していますが、ここにも古流公相君として北谷屋良伝の型の連続写真による解説があります。

https://blogs.yahoo.co.jp/marufujibunko2015/26976018.html

池田奉秀も少林寺流錬心舘宗家・保勇に師事し、錬心舘の兄弟子にあたる正伝日本勤労者空手道会、川本規久と東京で一緒に活動していた時期があり、また型の源流を探るべく沖縄の少林寺流求道館、仲里常延を訪ねています。

型の流れは松林流とほぼ同じ演武となることから喜屋武派の道統を汲む流れを受け継いでいます。

当文庫の資料の中で「北谷屋谷公相君」についての古い記録としては戦前の昭和14年6月に大日本武徳会沖縄支部開殿式(沖縄武徳殿竣工)が挙行された時に記念演武として空手道型が披露され、沖縄の空手家22名が年齢順に演武を行った番組表があります。

11番目(番組表の写真上段の左端)に長嶺將眞が「北谷屋良ノ公相君」を演武しています。

ちなみに長嶺が「松林流」を命名したのは昭和22年(1947年)です。

22番目の最後には喜屋武朝徳が「チントウ」を演武しています。

https://blogs.yahoo.co.jp/marufujibunko2015/27013856.html

摩文仁賢和が糸東流(糸東会)を創始したのは昭和9年(1934年)です。

それ以前は摩文仁の著書では日本拳法空手術剛柔流師範という肩書きでした(昭和9年10月25日発行の自著「十八の研究」では剛柔流「セーパイ」の型を著者自身が写真で解説している)。

https://blogs.yahoo.co.jp/marufujibunko2015/26311578.html

当時、摩文仁が「北谷屋谷公相君」を習得していたかは不明です。

蛇足ですが劉衛流を命名した仲井間憲孝は開殿式の演武で古武術型として釵の型を演武しています。

近年、競技用として劉衛流の「アーナン」という型が脚光を浴び、劉衛流に所属していない選手も「アーナン」を競技用に使っています。

たしかにこの型は難易度から見て高得点を出せますが、沖縄では戦前にはまったく見聞していない型で、これが仲井間憲孝が創始したかは不明です。

喜屋武朝徳が台湾より持ち帰ったといわれ、少林寺流、少林流系にある「アーナンクー」とは別物です。

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